開催期間:2024年9月5日 (13:30~16:30)
形式:オンライン(Zoom)
乳幼児のためのライフストーリーワークでは、乳幼院(里親宅)で暮らす乳児の背景はさまざまである中、出来る限り、写真や数値、できるようになったこと、かかわってくれた人(モノ)の記録を残すことを、乳児の時からLSWの準備をしておくことについて、重要性とどのように取り組んでいくのか。このセミナーでは、そういったLSWについて学び、皆さんと共有していくセミナーとなっています。
今回で,第2回目の開催となった乳幼児のためのライフストーリーワークは、全国の都府県より(秋田、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、長野、岐阜、京都、奈良、和歌山、鳥取、熊本、鹿児島)15都府県と幅広い地域より、計30名の方にご参加いただき、今回も満席での開催となりました。
ご参加者様よりいただきましたご感想の一部を、下記にてまとめて報告させていただきます。
乳児院の段階から取り組めることはたくさんあり、どのように実施するのか基本的な考え方や学びを改めて確認できました。また、乳児院の子どもは様々な理由で入所してくるので、複雑なケースを事例にワークを行えたことで、他の施設の取り組みや、様々な意見を聞きながら話しあいが出来、それに対しても先生より丁寧にコメントももらえ貴重な時間となりました。
その他、乳児院の段階から取り組めることはたくさんあるということを改めて確認できたので、委託後に本人が過去や背景に興味を持ったとき、乳児院にいる間どのように愛されて育ったか丁寧に伝えられるように、アルバムや記録などを今のうちから作成していきたい。また、何が必要かということについて想像力を働かせて準備していきたいなど、心構えを込めた感想もいただきました。
今回のセミナーでも、複雑な事例を基にグループワークを通して話し合った時間は、他の地域での様子も参考にできたとあり有意義な時間になった様子でした。
乳幼児のためのライフストーリーワークは、毎回高評価をいただいているセミナーとなっています。各地域からご参加いただけることで、貴重な交流の場となる面も大きな評価の一つではないかと思料しています。今後も引き続き、開催を続けて参りたいと思います。
また、10月より新たなセミナーとして「ライフストーリーワーク:困難な事例のケース検討」を開催を予定しております、ぜひ、こちらのセミナーでもたくさんのご応募お待ちいたしております。