開催期間:2024年10月23日 (13:30~16:30)
形式:オンライン(Zoom)
今回が、初めての開催となりました「ライフストーリーワーク困難な事例のケース検討」セミナーは、ライフストーリーワークで想定される困難な事例について、どのようにしたら、子どものニーズ・最善の利益に合致したセッションを展開できるのか、事例の検討を関係者で重ね、実践可能なやり方を模索し検討する機会として設けられた新しいセミナーとなっております。
初回、第1回目の開催となったライフストーリーワーク困難な事例のケース検討セミナーは、全国の都道府県より(北海道、福島、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、福井、長野、静岡、兵庫、島根、高知、福岡、長崎、熊本、鹿児島)17都府県と幅広い地域より、計29名の方にご参加いただきました。
ご参加いただきました皆さまより、高評価と素晴らしいご感想をいただきましたので下記にまとめさせていただきます。
困難な事例に対して、セッション手順や伝え方など具体的な部分での悩みを抱えている方が多く、グループワークを行うことで、皆さんも同じように悩みを抱え、LSWを学んでいる同士でも考え方に違いがあることを感じながら、子どもや家族の気持ちに寄り添う姿勢でアイディアを出し合い、具体的なアプローチの仕方や実際に各セッションで何を行うかを検討できたことは、とても参考になった様子でした。また、才村先生の助言を通して、頭の中で理解していても形にすることが難しかった部分を具体的化できたといった感想もあり、皆さんの中で、LSWに対しての視野が広がったのではないでしょうか。
中には、長期セッション型のライフストーリーワークに取り組んだことがあまりない方や、実際のワークを行ったことがない等で不安を抱えていた方も参加いただきましたが、今回の困難な事例を通して、どのような言葉使いが必要でどう語るのか、子どもの発達や関心に併せた伝え方やタイミング等が大切であることを学ばれ刺激となった様子でした。
今回の困難な事例のケース検討で、複雑な事例を基に話し合うことで、デリケートな部分も踏まえながら、どのような言葉でどう伝えていくのか、これまで実際には難しかった部分を具体化したことは、今後のライフストーリーワークの手立の力になったと思料しています。
今後も、さまざまな困難な事例のケースを検討し、話し合う場を提供していきたいと思います。