フォスタリングチェンジ・プログラム12+(思春期版)とは
家庭養護の先進的な取り組みがなされている英国において、モーズレー病院の養子縁組・里親支援チームが中心となり1999年に始め られた里親のためのトレーニングプログラムです。
フォスタリングチェンジ・プログラム(標準版)では、委託されている子どもとよい関係を作り問題行動に対応するための様々な具体的方法を 週1回3時間全12回(約3か月)かけて、2人のファシリテーターのもとグループでの実践を 通して学びます。
里親が問題について自分で考え対応する方法を身に着けることを目指し、里親同士の経 験の共有も促しながら、里親自身の自尊感情や自信の回復にも配慮しています。
英国におけるプログラム実施後の評価によれば、子どもと里親の関係性、子どもの問題 行動、情緒的徴候について大きな改善が見られました。
さらに里親は新たに委託される子どもに対してスキルと自信を持って臨むことができる ようになっていました。
本フォスタリングチェンジ・プログラム12+(思春期版)は、思春期12歳以上の子どもたちを対象としたプログラム内容となっています。
コース内容
①砕かれた社会通念 Myth busting
②発達の段階
③リスクとレジリエンス (弾力性・回復力)
④ニーズと行動
⑤メンタルヘルス
⑥伝え返しによる傾聴(Reflective listening)
➆一対一の時間 One on one time
⑧教育
⑨「Ⅰ(私は…)」メッセージ
⑩問題解決
フォスタリングチェンジ・プログラム12+(思春期版) ファシリテーター養成講座詳細
日程:2022年3月11日(金)9時~17時(予定)
場所:オンライン(Zoomを使用します)
*オンラインに安定的につながる環境が必要になります。
受講料:20,000円(資料代含む)
キャンセルについて:
2名1組でのワーク等を行うため、お申込み後のキャンセルは、効果的な講座実施に影響が発生します。つきましては、事情をご理解いただき、お振込み後のキャンセルはお控えいただきますよう、お願いいたします。
講座開催1カ月前を過ぎてのキャンセルの場合、いかなる場合も返金致しかねますので、何卒ご了承ください。
参加条件:
・フォスタリングチェンジ・プログラム実施機関
・ファシリテーター養成講座の通常版を受講済みであること
・通常版の実施を一度はされている、または具体的な実施予定がすでに決まっているファシリテーターの方
(思春期版の実施は、通常版を2回実施して以降可能になります)
※ファシリテーションは2名で行うため基本的に2名以上でお申し込みください。尚、1名以上すでに思春期版のファシリテーターがいる場合はその限りではありません。
※ファシリテーター養成講座通常版(12歳以下)は2022年3月7日(月)~10日(木)に開催予定です。詳細はこちらからご確認ください。
参加者数:18人以内
*参加者が18人になり次第、申し込みを締め切らせていただきます。
*参加者多数の場合は、参加条件を満たしているかなどの選考上で先着順となります。
お申込み:
講座ご希望の方は「お申込みボタン」よりお申し込みください。
※セキュリティの関係等で申し込みフォームが開けない場合は、お問い合わせよりご連絡ください。
※入力していただいた個人情報は当団体にて厳重に管理し、フォスタリングチェンジ・プログラム及び、その他当団体主催の里親支援関連のお知らせ以外の目的では使用いたしません。
※お申込み確定後のキャンセルはお控えいただきますよう、何卒お願い致します。
申込期限:2022年2月10日(木)まで
※申込期限前でも、定員になり次第、お申込みを締め切らせていただきます
【主催】(一社)無憂樹(本コースは、日本財団の助成を受けています。)
【企画アドバイザー】
松﨑 佳子 氏(広島国際大学特任教授、臨床心理士・公認心理師、SOS子どもの村JAPAN理事)
上鹿渡 和宏 氏(早稲田大学人間科学学術院教授、児童精神科医、博士:福祉社会学)