フォスタリングチェンジ・プログラム10周年を記念して・・・
フォスタリングチェンジ・プログラムを日本に導入して今年で10年となり、これまで多くの方が養成講座を受けられ、現在384名のファシリテーターが誕生しております。
そこで、10周年を記念して「FCP報告会と交流会&FCP・RFPのこれまでとこれから」を早稲田大学キャンパスにて開催いたします。
久しぶりにファシリテーターの皆さんで顔を合わせませんか。
FCP(フォスタリングチェンジ・プログラム)とは
フォスタリングチェンジ・プログラム(FCP)とは、1999年にイギリスのモーズレイ病院で開発された、里親向けの専門的な養育プログラムです。虐待などでトラウマを持つ子どもとの愛着関係を築き、問題行動に適切に対処するための実践的スキルを学びます。アタッチメント(愛着)理論や認知行動理論をベースに、子どもの良い行動を褒めて伸ばす方法や、効果的な限界設定(指示やタイムアウトの技術)を習得します。子どもとの関係性を重視し、さらに里親自身のストレス管理を盛り込んでいる点も大きな特徴です。通常、少人数のグループで週1回3時間のセッションを計12回行います。講義だけでなく、ロールプレイや家庭での実践報告を通じて、参加者同士で支え合いながら学びを深めます。
日本でも導入が進んでおり、子どもの年齢に応じた「通常版(2〜12歳未満)」と「思春期版(12〜18歳未満)」が、各地の里親支援機関や自治体で実施されています。里親の養育不安を和らげ、不調による委託解除(不調)を防ぐための有効な支援ツールとなっています。
RFP(リフレクティブ・フォスタリング・プログラム)とは
リフレクティブ・フォスタリング・プログラム(RFP)は、子どもと家族のメンタルヘルスを専門とする英国の慈善団体「アンナ・フロイト」の専門家チームによって、2016年から開発が進められてきた、里親および親族里親を対象とする専門的なグループ支援プログラムです。本プログラムの大きな特徴は、心理学的概念である「メンタライジング」を中核に据えている点にあります。虐待やネグレクトを含む複雑なトラウマを経験した子どもは、ときに、強い拒絶や攻撃性など、養育者にとって理解したり対応したりすることが難しい行動を通して、苦痛やつらさを表すことがあります。メンタライジングとは、目に見える行動だけにとらわれず、その「向こう側」に目を向け、自分や他者の行動の背景にある感情、願い、意図、ニーズなどの心の状態を想像し、理解しようとする力を指します。RFPでは、里親が、子どもの行動の背景にどのような考えや感情があるのかについて、好奇心をもって考えることを促します。同時に、「なぜ私は今、こんなにイライラしているのだろう」「なぜこのことが、これほど心配になるのだろう」と、一歩引いて自分自身の心の反応を振り返ることも大切にします。このように、子どもの心と自分自身の心の双方に目を向けることによって、里親と子どもの間に生じる感情的な衝突や、関係の悪循環を防ぐことを目指します。
開催日程
日程:2026年 9月15日(火曜)
時間:14:00~18:00 (13:30より受付開始)
定員:100名
場所:〒169-8050 東京都新宿区戸塚町1-104 早稲田大学
早稲田キャンパス 7号館2階 205号室
参加方法: 会場参加 もしくは、オンライン参加(Zoom使用)
尚、第一部のみ、第2部のみの参加でも可能です
内容:
第1部 FCP報告会と交流会 14:00~15:30
※FCPファシリテーターの方のみ参加可能
第2部 FCPとRFPのこれまでとこれから 16:00~18:00
※第2部は、FCPおよびRFPにご興味があれば、一般の方もお申込みいただけます。
参加費:お1人様 5,000円
※会場参加でもオンライン参加でも、一律5,000円となります。
※第1部のみ、第2部のみの参加でも、一律5,000円となります。
対象:
第1部 フォスタリングチェンジ・プログラム ファシリテーター、および里親支援関係者
第2部 FCPおよびRFPにご興味があられる方
第2部登壇者(zoom)
キャシー・ブラッケビイ 氏(Kathy Blackeby)
FCP開発メンバー / 児童・思春期メンタルヘルス専門家
キャロライン・ベンゴ 氏(Caroline Bengo)
FCP開発メンバー / 臨床心理士
ニック・ミッジリー 氏(Prof. Nick Midgley)
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)
子ども・若者の心理 療法学教授
主な内容とスケジュール
〇第1部(14:00~15:30)
フォスタリングチェンジ・プログラム(FCP)報告会と交流会
〇第2部(16:00~18:00)
フォスタリングチェンジ・プログラム(FCP)とリフレクティブフォスタリング・プログラム(RFP) のこれまでとこれから
講演者紹介
キャシー・ブラッケビイ 氏(Kathy Blackeby):FCP開発メンバー / 児童・思春期メンタルヘルス専門家。英国モーズレイ病院にて「フォスタリングチェンジ・プログラム(FCP)」の初期開発に従事。日本導入初期には数年にわたり来日し、ファシリテーター育成やトレーナー指導を直接牽引した。長年、里親の養育スキル向上と良好な親子関係構築に向けた実践的支援を行っている。
キャロライン・ベンゴ 氏(Caroline Bengo):FCP開発メンバー / 臨床心理士。モーズレイ病院等での豊富な臨床経験をもとにFCPの開発・体系化に参画。日本の導入期にもトレーナーとして定期的に来日し、プログラムの日本定着と人材育成に大きく貢献した。行動的アプローチを用いた里親支援の第一人者として国内外で指導を展開している。
ニック・ミッジリー 氏(Prof. Nick Midgley):ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)子ども・若者の心理 療法学教授。アンナ・フロイト・センター 共同部門長 / UCL教授・児童心理療法士。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)教授であり児童心理療法士。メンタライジングに基づく児童・家族向け心理療法の第一人者として、英国で展開される「リフレクティブ・フォスタリング・プログラム(RFP)」の実証研究および開発を主導している。
FCPファシリテーター用チラシ
一般の方用チラシ
お申込み方法・その他
キャンセルについて:お振込み後のキャンセルはお控えいただきますよう、お願いいたします。講座開催1カ月前を過ぎてのキャンセルの場合、いかなる場合も返金致しかねますので、何卒ご了承ください。
尚、お申込み期限を2026年9月10日までとしておりますが、参加人数が満席になり次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。
※ icloud.com、softbank.jp 、docomo.ne.jp、のメールでご登録の場合、メールをお送りできないケースが多発しているため、それ以外のメールアドレスでのご登録をお願いします。
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お申込み後、自動返信メールが届きます。もし、届かない場合はメールアドレスに間違いがないか、受信拒否になっていないか等ご確認の上、事務局までご連絡ください。
【主催】(一社)無憂樹
【企画アドバイザー】 上鹿渡 和宏 氏(早稲田大学人間科学学術院教授、児童精神科医、博士:福祉社会学)