開催日時:2026年7月23日(金)13:30~16:00
形式:オンライン(Zoom)
フォスタリングチェンジ・ジャパンは、フォスタリングチェンジ・プログラム(FCP)ファシリテーターのスキルの向上とクオリティの維持を目的とし、定期的にフォローアップ・ミーティングを開催しております。
2026年度、第1回目となる今回のフォローアップ・ミーティングには、第1回養成講座受講から第20回養成講座を受けられファシリテーターの中から、4機関6名のファシリテーターが参加されました。
4都県より(東京、神奈川、鳥取、沖縄)4機関から報告が行われ、その内「実施報告」が2機関、「状況報告」が2機関からの発表となりました。
この時期のフォローアップMTGは、FCP実施中の機関も多く参加者が少ない傾向にありますが、少ない分参加者からは充分に意見や質問を交わすことができ、満足度の高いフォローアップMTGとなりました。
実施報告では、数回のFCP実施経験機関であったり、ファシテーターも4名以上いるなど環境が整っているところからの発表となり、参加者へのおもてなしや気配りが伺える発表でした。主な課題としては、ベテラン里親さんの参加があった際の対応や、夫婦参加でのペア組みで配慮するべき点、ファシリテーターがセッション内容の繋がりどう見せていくか、その他、手伝いたいという里親支援専門職の方がオブザーバーとして入るにあたっての留意点が知りたいとありました。
他機関の状況報告も踏まえ、先生方からのアドバイスには、自分なりのこだわりのあるベテラン里親さんに対しては、肯定的な発言と発信でどうこちら側が受け止めて、それを言葉として肯定的に認めていくいう作業やっていく、それこそ「褒める」「アテンディング」の部分をやってもらってどう変化があるのか、実際の体験でそこのスキルに接することは大切。ご夫婦での参加については、家庭訪問時にある程度の関係性を掴んでおく、「褒める」のところでは照れが入ったりするので敢えてペアにしたり、一緒に組むのがベターなときもあればそうでない時もある、他の方と組ませて経験させることでうまくいくこともある。
セッションでは内容や繋がりをフラワーパワーを見せながらいくのも一つで、里親さんの今の体験と子どもが体験してきたことと、今プログラムで扱っているところの関連性などを少し添えながらいくと良い、みんなで全体のどこをやっていているのかを意識できるのでファシリテーターにとっても落とし込みやすい。そして手伝いたいとう要望や他ファシテーターからの見学要請があった場合は、まず里親さんのためのプログラムである為里親さんがいいならとうことを前提で、プライバシーは守るなどの同意書を書いてもらい、里親さんにとって安心安全を担保するようなもの準備しておくよい。また、ファシテーターとは役割りが違うという合意があれば動きやすくなるし、今後ファシテーターの資格を取りたいという人には、場の見聞きとりなり良い参考になるとありました。
その他、12+思春期版のニーズも高まっおり、思春期版の実施に向けて取り組んでいるという報告もありました。
状況報告では、今年度実施予定の機関とまだ実施に至らない機関からの発表となり、まずは募集のかけ方、参加者を集める工夫が知りたい、そして参加者のモチベーションを高める工夫はどんなのがあるか、その他、実際使用している配布物はどうしているのかなど多くの質問をいただきました。
募集に関しては、どこも工夫を絶えずやっていかないといけないところで、ある機関からは、まず影響力のある里親さんに受けてもらうと、その人の発言力での影響は大きく口コミに繋がる、また、里親会や他機関の人にFCPを知ってもらう為のデモンストレーションやお試し(体験版)などを行うのも効果や反響は大きいとありました。その他、児相さんへの協力依頼や機関紙にチラシを挟んでもらうなども、他機関が試している方法も聞くことができ、多くのヒントを収集できたのではいでしょうか。
モチベーションについては、応募で来る人は何か困り感をもっている、なのでこちらから声を掛けた人達との多少の温度さはあるが、プログラムを受けて行く中で里親さん同士が話していくようになるので、ある程度のモチベーションは自然と上がっていくもので、その中でファシリテーターが里親さんの言葉を拾ったり取り上げてまとめるなどの力も重要とアドレスがありました。配布物については、もちろんスライドのコピーとかはせず、実際の指示に記載してあるハンドアウト持って帰っていただく、またセッションで学んだ内容を1枚のレポート用紙にして、最後にお配りする事例もありましたが、大変な作業を要するので、「今日はこんなことを学びましたよね」といった要点だけをまためものでも充分で、出来る範囲でやれたら良いとうコメントをいただきました。
参加者からの感想(一部)紹介
●皆様からの貴重なご意見をいただき、対象を里親さんに限らず職員向けや、研修の一コマを使って実施するなど、自分たちの経験を重ねるためにもあらゆる方法を考えていきたいと思いました。
●すでにFCPを実施されている方から実践報告を聞くことができ、FCP開催のイメージが膨らんだ。実施実績がなく現況報告となったが、山川センター長や松崎先生が親身になって話を聞いてくれて嬉しかった。参加者をどう集めるか、配布物について、参加者のモチベーションについて相談を行い、それぞれたいへんに収穫があり学びになった。
●ファシリテーターのローテーションの組み方や実施していく中で悩んでいたこと、この方法が正しいのか等、ファシリテーター同士では何度も話し合い確認しあっていますが、やはり視野が狭くなるというか、歴代のやり方で進めている部分もあるので、違った視点や先生方から聞けて良かったです。
今回のフォローアップミーティングは、少人数でもあったことから、それぞれの機関での状況はもちろん、自分達の悩みをも伝えることができ、より深いフォローアップミーティングになったように思料しています。
次第、及び各機関の実施報告、状況報告の発表資料はフォスタリングチェンジジャパンのホームべージ「会員ページ」にアップしてまいります。
※会員ページのアクセスはFCPファシリテーターの方のみとさせていただきます